エストニアとリモートワークについて私が知っている二、三の事柄

エストニアと開発をしていたら、突如オフィスを失い、リモートワークになったCTOの日々のメモです。

2008-01-01から1年間の記事一覧

「死で終わるものはぜんぶ無駄」

最近、少し著名であろうスリランカ初期仏教長老、アルボムッレ・スマナサーラの『有意義な生き方』(サンガ)より。有意義な生き方―幸福に生きるとは? (お釈迦さまが教えたこと)作者: アルボムッレスマナサーラ,Alubomulle Sumanasara出版社/メーカー: サン…

坂口安吾『三十歳』を読む

坂口安吾の『三十歳』を読む。 風をだきしめているようだった。恋愛は愚かで確かに強い強い経験だ。秀逸の短編である。『青空文庫』で読みました。『青空文庫』の方々、ありがとうございます。 あと、保坂和志さんの昔のインタビュー。ほぼ日からコピらせて…

ポケコンに始まり、iPhoneに終わる

ポケコンから始まった僕の人生は、iPHONEで終わるのがいいのかもしれない。

『大人と子供によるハムレットマシーン』観劇メモ

こじんまりとした体育館のような稽古場が劇場である。開演後、闇の中から、教室が出現する。みんな自由だが不平等である資本主義社会と、みんな平等だが不自由である共産主義社会。どちらがいいかを子供たちが話し合う。いろんな意見はあるが、最後は民主主…

ジョナス・メカス×今福龍太

引用元 http://www.aac.pref.aichi.jp/aac/aac17/aac17-4mekas-2.html ジョナス・メカス × 今福龍太 4月4日(木)、リトアニア出身でアメリカ実験映画を代表するジョナス・メカスが、三度目の来日に合わせ愛知芸術文化センターに来館、文化人類学者の今福…

インターネットという名の病い

ディーンは、たまたま面白い記事を見つけたのだった。もちろん、はてなの宣伝からなのだが。http://www.1101.com/umeda_iwata/2008-11-17.html 糸井 でも、見てると、あきらめないですよ。 なんていうか、ものごとをつくって進めていくときは、 こういう人が…

「最後の映画」を見たのだった

ディーンは最後の映画を見たのだった。最後の映画にふさわしい、いい映画だった。河瀬直美監督の「七待夜」。ラスト近くから本当にいい映画だった。

さらにさらに捨てるもの

ディーンはさらにさらに「捨てるもの」について考えるのだった。コンサートにはもう行かない。12月のジョアン・ジルベルトのコンサートが最後になるだろう。 集会のようなものにも行かない。セミナーやワークショップや各種研修のものやあれやこれや。 お芝…

さらに捨てるもの

さらにディーンは考えているのだった。酒は捨てよう。本も捨てよう。ついでに、メールマガジンも捨てて、ブログ一つにしよう。そうすると、mixi日記は止めることにした方がいいが、しかし、俺もくだらんことばかり考えるものだ。 映画は捨てよう。映画への夢…

もっともっと捨てるものを洗い出せ

ディーンは新幹線の中で考えているのだった。神を語らず、金を使わず語らず、紙を離れる。ディーンの人生の転機である。

無駄なものを捨てる

日本に帰ってきてディーンは痛感した。自分には日本には無駄なものが多すぎる。何を得たいかではなく、何を捨てられるかを、ここ「はてな」で書いていきたいと思ってのだった。しゃべる言葉は全て妄語で、オンライン上で書く言葉で綴るのだ。

そして、物欲を捨てたのだった。

そして、ディーンは物欲を捨てたのだった。美への想いも、もろともに捨てたのだった。

ディーンは分からなくなっているのだった。

ディーンは分からなくなっているのだった。もちろん、以前からよく分からなくなってはいるものの、さらに分からなくなっているのだった。仕事が順調なのと裏腹に、自分の頭が悪くなっている気がするけれども、それは本を読まなくなったからだろうか。本を読…

藤田は失敗をたくさんしようと思った

たくさん失敗した人は魅力的。成功なんて、10の1つでいいんじゃないかな、と昨日も今日もディーンは思ったのだった。

赤塚不二夫さん葬儀 タモリさんの弔辞全文

赤塚不二夫さん葬儀 タモリさんの弔辞全文 8月の2日に、あなたの訃報に接しました。6年間の長きにわたる闘病生活の中で、ほんのわずかではありますが、回復に向かっていたのに、本当に残念です。われわれの世代は、赤塚先生の作品に影響された第一世代と…

メランコリーから遠く離れて

昨日、知人のベトナム人の方と話していて、なんとなく思った。「日本の映画は、やっぱり暗い映画が多いですよね」もちろん、それはそうかもしれないのだが、ベトナムに来て思い返すと、確かにそんな気がする。それで思ったのが、「メランコリーから遠く離れ…

ベトナムで散髪をする

今日はベトナムで初めて髪を切りに行った。Ung Dai Ve のようにしてくれ、という半分冗談のようなリクエストだったが、まぁ、すそのあたりを短く切った程度だ。カットしてくれたのは店長らしき男性。

ベトナム語を覚える

歌から入るのが楽しいかな。Ung Dai Ve。街のCDショップで見つけた歌手だが、なかなかいい。

ベトナム生活を開始する

いよいよ、本格的なベトナム生活が始まる。色々あるけど、基本は「ハート」(人情)である。

断食と断欲の心地良さ

断食の心地よさを知ったならば、断欲の悦楽も同時に分かることだろう。食べることからの開放。求めることからの開放。同じく、断読や、断情報の心地よさも。

仏陀は小説を書かなかっただろう

仏陀は小説を書かなかっただろう。仏陀は映画を撮らなかっただろう。仏陀は音楽を奏でなかった。

ひとりで生きられないのも芸のうち 内田樹

「ひとりで生きられないのも芸のうち」(内田樹)を読了。人類学的「知恵」と、精神分析的「知恵」の「コンピレーション」。結局のところ、思想というものはこういうものでいいのだと私は思う。いい本だ。ひとりでは生きられないのも芸のうち作者: 内田樹出…

何もしない。

何もしない 私たちの焦りのほとんどは、「何かしなければならない」という気持ちに起因する。「何かしなければならない」のに、「やりたいことがない」と悩んで、自分探しをしたり、夢探しをする。「何かしなければならない」のに、「能力がない」と悩んで、…

ティク・ナット・ハン師のドキュメンタリー作品 『Peace is Every S

反戦運動家でもあり、「歩く瞑想」で欧米でも有名なティク・ナット・ハンさんのドキュメンタリーがYouTubeでありました。私はまだ見ていませんが、ご紹介をしておきます。こちらのブログでご紹介されていました。 http://d.hatena.ne.jp/Huma/20080106下記の…

それでも、人類の月面着陸は無かったろう

昨年の12月28日に書いたNHKのハイビジョンの「かぐや」からの月面映像は、偽物らしい。が、はてなで話題になっているようで、トラックバックやコメントをいただくようになった。ありがたいことだ。 それでも・・・人類の月面着陸は無かったろう(追記) …