エストニアとリモートワークについて私が知っている二、三の事柄

エストニアと開発をしていたら、突如オフィスを失い、リモートワークになったCTOの日々のメモです。

ジム・ロジャーズ氏曰く「中国株式は”まだ”バブルではない」

突然だが、経済のお話。

ジム・ロジャーズは一度だけ講演を聴きにいったが、信頼するに値する投資家だと思う。

彼はアメリカが没落し、中国が次の超大国になることをちゃんと知っている。
(娘には中国語を習わせると言っていた(笑)。)

http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/10/post_2788.html

●「アメリカ経済はすでに景気後退に直面している」

ジム・ロジャーズ氏はまず「アメリカの経済はすでに景気後退入りに直面している」とした上で「アメリカの産業の多くが、”景気後退”以上の悪い状態にある。もしFRB(連邦準備制度理事会)のバーナンキ議長が市場に大量の資金投入をしていなければ、株価は今の水準より大幅に下がっていたに違いない」と述べている。

さらに同氏は景気後退を示していることにより「今後半年間状況が変わらなければ、ドルを売ることになるだろう。そして日本円やスイスフラン、中国元を買うことになる」と主張。ただし高騰を続けているヨーロッパ通貨の状況を懸念し、「スイスフランが急上昇して天井をつけているようであれば、スイスフランを買う事はない」とも付け加えている。

●「中国経済は”まだ”バブル状態ではない」

続いて中国経済については「まだ継続的な成長の気運を感じている。現時点ではバブルではないだろう」とコメント。ただし(指標の一つである)上海総合株価指数(SSEC)が来年1月に9000を超すようなことになれば、バブルの可能性も出てくるので売りを入れねばならないだろうとも付け加えている。いわく「バブルの終末はいつもひどいものだ(Bubbles always end badly)」。

ただしその一方、「(しかし)自分は中国株は売りたくはない。ずっと持ち続けていたいし、自分の4歳になる娘に対しても持たせたい(※「譲渡したい」とも読める)」とも述べて、中国株式への投資については中長期のスタンスで望むとしている。