エストニアとリモートワークについて私が知っている二、三の事柄

エストニアと開発をしていたら、突如オフィスを失い、リモートワークになったCTOの日々のメモです。

カイシャと挿入だけが人生ではない

「自由人」となって40日め。来週からはいよいよテニススクールに通い始めます。限りあるお金と時間を大切に使って楽しくやっていきたいです。

今日はなぜか、不況と失業のお話。

今、日本は不況だ不況だって騒がれてますね。また、割と大きな会社が倒産したり、失業率が非常に高くなったとか言われており、それはもう大変だということになっています。
銀行の「貸し渋り」とかもよく話題になりますが、実は日本には「お金」がないわけではなく、「貯蓄」という形でかなりのお金があるのです。ただ、みんながそれを「消費」に回す気が起こらなくなっているのであって、それは僕たちの国の先行きへの不安感(例えば、「国民年金」って本当に「返って」くるのか、等)があると言われていて、それも多分当たっているでしょう。

 今日、僕が話題にしたいのは「失業」のお話。現在、僕は前の会社を「自主的退社」という形で辞めまして(そうそう、退職金は色々さっぴいて127,200円ぽっきりでした)、現在、「失業中」なわけです。そして、この前の新聞の記事によると、確か18-24歳では失業率は10%を超えているんですよね。僕の年齢でも確か6%ぐらいじゃなかったでしょうか。
これには終身雇用制という労務形態が変化しつつある(前の会社でも「派遣」という形で来られる方はたくさんいました)こともあるのですが、僕は若年層においてはこれを「今の日本のカイシャに対するボイコット」であると捉えてみたいんですね。
今の若者は「真面目に働く能力がない」云々とか言われることがありますけど、少ないバイト経験なんかから考えても、それなりに楽しければそれこそ「ハマる」ぐらい働くポテンシャルを今の僕たちは持っていると思うんですね。でも、「今のカイシャは嫌だ」ということで、僕なんかあっさり辞めてしまいますし、そういう人たちはこれからもどんどん増えると思います。
「それは、どこかの<会社>で我慢しながら、ちょっとづつ実現していけ」というよきオジさんの声もあるとは思うのですが、はっきり言って、僕は「嫌だね」と言います。昔は理不尽なシステムに対しては国会議事堂を囲んだり石を投げたりしたものですが、過去を学んでも少し賢くなった僕らは各自の持ち場でストライキしたり、ボイコットしたりして、その「見えない」「予期できない」<レンタイ>が世界を少しづつ変えていけると思っているのですし、事実、世界はそうして変わっていくんだと思います。
 そんなわけで、今、「カイシャが嫌だ」と思っているみなさん。大丈夫です。辞めてしまってください。半年や一年、テニスをしながら「人生」をもう一度ゆっくり考え直してみるのもなかなかオツなものですよ。年金その他の相談は僕が乗ります。
いつでもメールください。


あと、今日は LOVE ONLINEにリンクを張りました。「性-愛」についてはそれこそ個人個人で先差万別、酒地肉林なわけですが、頼みますから、とりあえずコンドームは付けましょう。それも「途中から」とか「今日は安全日」だとかいうようなことは言わないで、もし、それが「性-愛」のための「性-愛」であって、生殖を目的とはしていなかったら、「最初から」「必ず」付けましょう。避妊が目的であれば、それが一番確実で科学的な方法です、はい。
で、お願いですから、「フジタくんって、いつも最初から付けるんだね」とか「フジタさんって、いつも付けるんですね」というような、聞いた瞬間に萎えてしまうような発言はお辞めになってくださいませ。
はい、現在の社会システムと自分の力量、及び、生命は宇宙だ!という観点からいたしまして、僕はいつでも最初から100%コンドームは付けさせていただきます。ついでにHIVの検査も受けたこともあります。(恐くないので心配な方は受けましょう。)
それでももって、楽しくやりましょうよ、みなさん。カイシャや挿入だけが人生ではありませんっ!