エストニアとリモートワークについて私が知っている二、三の事柄

エストニアと開発をしていたら、突如オフィスを失い、リモートワークになったCTOの日々のメモです。

ゲーム

失業率4.1%。

非自発的失業者(会社からの解雇によるもの)の方の人数が増えているようですが、今月も知り合いで自発的に「失業」される方がいる模様。おめでとうございます。>Nさん
嫌な会社はやめてしまいましょう。大丈夫です、幸せになれます。僕が保証します。

「企業しゃかい」っていうのが、ひとつの<ゲーム>なら、そのゲームの公正さ(fairness)を計るのはその<中>の物差しだけじゃだめなんです。
<ゲーム>に正当な手続きでノったり、オリたりすることができること、これが大事です。だから、企業年金の見直しとか、これ、当然な話ですね。<ゲーム>に参加したり、参加しなかったりできること、これがゲームの公正さを一番底で保証するものですね。それ以外の<ゲーム>は、中がいくら風通しがよくてもそれ<拷問>ね。『電車でGO!』がいくら面白いからって、それを一生やれというのは拷問です。

先日、会社からの退職金が127,200円ぽっきり(3年間働いてこれは少ないと感じます。前の会社遅れてるね、もうだめかもね)だということはお伝えしましたが、実は、意外な収入が!
企業厚生年金基金から「一時脱退金」ということで、77,000円ぽっきりさらに出ました。(3/31退職。6/1支給)。おー、金欠のところ、ラッキーという感じ。

失業保険を頂けるのが7/29から。僕は3/31付け退社ですから、失業保険給付まで丸4カ月ぐらい。かなり早めの手続きでこれですから、会社を辞める際にはだいたい「4カ月暮らしていけるだけ」のお金は貯める必要がありますね。(バイトとかをしたくない場合。)
失業保険は僕の場合は日額6000 円ぐらい出ます。これ、前の職の時の日給から計算しているみたいです。それで保険は90日分で、18万円×3カ月ですね。東京の一人暮らしなら無茶しなければ何とかなる、というレベルでしょうか。(給料と違って税金引かれませんから。)
従って、会社を辞めて、次の仕事を見つける努力をしつつ、楽しく過ごすには、やはり、失業保険がもらえるまでの4カ月、そうですね、80万円ぐらいは貯めておくともう楽しく過ごせるのではないでしょうか。それに退職金やら何やら(よく調べておきましょう)。

80万円で7カ月ぶらぶら過ごせる。人生をもう一度考え直せる。人生でそんな時があってもいいとは思いません?

次回は輝ける「自発的失業」をしてからの心構え、その楽しさについて書こうと思ってます。

最後に一言。「ほんっと、楽しいよ」(元会社員(27) 神戸市在住)