エストニアとリモートワークについて私が知っている二、三の事柄

エストニアと開発をしていたら、突如オフィスを失い、リモートワークになったCTOの日々のメモです。

今日は昼前に起きて、神戸の東灘の方へ用事で行ってきました。
平日の昼間にぶらぶらするのも久しぶり。街で見かけるのは就職活動中のスーツ姿の女の子と、入学間もないと思われる大学生の女の子。春のせいか、何故かそのあたりの年齢の男の子はあまり目に入りませんでした。
阪急沿線では「K・G」と胸に刺繍がされたかわいい制服を着ている女の子が多かったのだけれど、これは「甲南女子学院」の略でしょうか。大学生活を東京で過ごしたこちらにとって、地元の大学事情はよく知らないのではっきりとは申せません。
しかし、風の匂い、日差しの感じ、そして散り始めた桜が、六甲山や神戸を流れる河の側に佇んでいるのを見ると、つくづく春だなと実感します。

ほぼ10年前の春に、こちらは東京で一人暮らしを始めました。4畳半風呂なし、共同トイレの典型的な「学生用下宿屋」。一階には大家のおばあちゃんとその娘さん夫婦が住んでいました。二階の四畳半、家具も揃っていないがらんとした部屋で、ただ期待だけを胸にぼんやりと座っていたあの頃のことを懐かしく思い出します。
そして、慌ただしい大学生活が始まって.......10年前なんて嘘のようですが、時間はそうやって流れていくんですね。
下宿のおばあちゃんは元気なのだろうか。

#神戸三宮の古本屋「後藤書店」が大理石を配した立派な店構えでいよいよ開店しました。
なじみのおじいさんと思われる人が店の人に「おめでとう。ところで、英和辞典はどこかね」と聞いているのを聞いて、何だかいいな、と思いました。