アタマでっかち、尻すぼみ
しかし、まぁ、ここしばらくはアタマでっかちな人生だったような気がする。
カラダのことについて学んでからは、それなりのバランスを取るようになったけれど、今まではコンピューターやインターネットを飯のタネにしていたこともあって、「インターネット万歳!」みたいなところが多分にあった。
もちろん、インターネットは「便利」さ。
でも、インターネットで「幸せになれるか」っていうと、「そりゃないね」と今なら一言で答えられるような気がする。
なぜって、ネットには「カラダ」がないから。
例えば、セカンドライフ(Second Life)がすごいとか言ったって、あれは所詮は「視覚」と「聴覚」の「バーチャルリアリティ」である。
言葉と音、なのだ。
そこには肌触りもないし、味覚も、嗅覚もない。
ついでに言うなら、気のようなエネルギーもない。
(言葉や音を介して、多少は伝わるけれども。)
カラダのことを学んだ私は、「インターネットは確かに便利さ。でも、そこは幸福からは遠く離れている。」と言ってしまうのである。