エストニアとリモートワークについて私が知っている二、三の事柄

エストニアと開発をしていたら、突如オフィスを失い、リモートワークになったCTOの日々のメモです。

アタマでっかち、尻すぼみ

しかし、まぁ、ここしばらくはアタマでっかちな人生だったような気がする。

カラダのことについて学んでからは、それなりのバランスを取るようになったけれど、今まではコンピューターやインターネットを飯のタネにしていたこともあって、「インターネット万歳!」みたいなところが多分にあった。

もちろん、インターネットは「便利」さ。

でも、インターネットで「幸せになれるか」っていうと、「そりゃないね」と今なら一言で答えられるような気がする。

なぜって、ネットには「カラダ」がないから。

例えば、セカンドライフSecond Life)がすごいとか言ったって、あれは所詮は「視覚」と「聴覚」の「バーチャルリアリティ」である。

言葉と音、なのだ。

そこには肌触りもないし、味覚も、嗅覚もない。

ついでに言うなら、気のようなエネルギーもない。
(言葉や音を介して、多少は伝わるけれども。)

カラダのことを学んだ私は、「インターネットは確かに便利さ。でも、そこは幸福からは遠く離れている。」と言ってしまうのである。