エストニアとリモートワークについて私が知っている二、三の事柄

エストニアと開発をしていたら、突如オフィスを失い、リモートワークになったCTOの日々のメモです。

本・本・本

祝1800人ご来店。12日間で200人ですから、1日平均17人ほどの方がこの喫茶店にいらしてくださる計算になります。CAFE BBS(Midinght Cafe 談話室)でもお待ちしております。今の客層としては、なんだか、のんびりした方が多いようで、"Midnight"などと言いつつ、談話室では春の陽気でいっぱいです。

今日は大阪・梅田の紀伊國屋でお買いもの。

中原中也全詩歌集 (上)(下)」(ちくま文芸文庫)
「精神と情熱に関する八十一章 アラン」(創元ライブラリ)
「生物学個人授業」 先生=岡田節人 生徒=南伸坊(新潮社)
「僕らの最終戦争 貧乏は正しい!」橋本治小学館文庫)

あと、先週の東京出張中に買い込んだもの。
「虎よ、虎よ!」アルフレッド・ベスター(早川文庫)
ソラリスの陽の下に」スラニスワフ・レム(同上)
世界の中心で愛を叫んだけものハーラン・エリスン(同上)
「日本の労働者像」熊沢誠ちくま学芸文庫
能力主義と企業社会」熊沢誠岩波新書

4月からの「充電期間」を当てにしての「買いだめ」に走っています。
今住んでいる実家は、何せ、梅田まで「片道」1000円もかかってしまう「田舎」。
最寄りの駅には銀行は全くありません。のどか、かな。

僕の会社ではあまりそのようなことは感じませんでしたが、「能力主義」とか「ノルマ」「年棒制」なんて言葉にピンと来る方は、ぜひ熊沢先生の新書をどうぞ。楽しい職場のためには、まず、「現実」から始めないといけませんね。
春ののどかな公園ではぜひ「中原中也」を。すさんでいるなんて言われる昨今だから読んでみたい現代の「ダダイズム」。バイオモドキ神なんて、ふわーん、ふわーん、です。
世界の中心で愛を叫んだけもの」という言葉に感応してしまったあなた!
僕のエヴァ鑑賞は4話で中挫していることを正直に書いておかねばなりません。よく分からないですが、あれを見るなら、僕はドストエフスキーを読んでいたい。

今読んでいる本は夏目漱石の「猫」です。これは漱石の「鳴海仙吉」(伊藤整)か。
この手のインテリ批判(?)はべらぼうに面白い。