エストニアとリモートワークについて私が知っている二、三の事柄

エストニアと開発をしていたら、突如オフィスを失い、リモートワークになったCTOの日々のメモです。

3つのアフォリズム

(1)Links to Links に hahatak登場。
沈黙も余白も、時に非常に<強い>ものでありうる。あまりにも容易に使ってしまうので、最近はあまり使わないでおこうかと思う「倫理」という言葉が、このサイトを定義し、かつ基礎付ける。

(2)マルクーゼ(フランクフルト学派社会学者、代表著作に『一元的人間』『エロス的文明』)の『幸福の哲学』を読み進める。読んでいること自体が無上の幸せだと感じられる「哲学書」。
ホルクハイマーが理論家であるだけではなく、人間を探ろうとした人であることは以下の個所からもわかるかもしれない。

「慰めと助言は往々にして、不幸に陥った人の苦悩への、部外者の自己防衛である。また慰めと助言はまた---この2つの限ったことではないが---心の隔たりを隠す仮面でもある。」

(3)「これではいけない」という声に悩まされているあなたへ。
「これではいけない」と言って、何か別の代替案を出してくれないような友人は信用に値しないだろう。だから、同じように、「これではいけない」とだけ言って、他には何もしようとはしない自分の「心の声」など信じないことだ。自分の「本当にやりたいこと」なんで誰にも分からないかもしれない。ただ、やりたいことだけをやる。