エストニアとリモートワークについて私が知っている二、三の事柄

エストニアと開発をしていたら、突如オフィスを失い、リモートワークになったCTOの日々のメモです。

商品劇場の「聖ニコラスの冒険」をビデオ撮影。今回は非常に複雑な構造が相互陥入するような構成なので、1カメだときつかった。ここ数作(「神曲」「モムゼンのブロック」)の中では一番面白いんじゃないだろうか。しかし、場面転換等の技法から、高橋源一郎を思いだしたと思ったら、大岡は怒るだろうか。
僕は高橋源一郎は好きである。「ゴーストバスターズ」もジーンときた口。
終演後、松井さんと初めて会う。日記で推測するより、好青年という感じだった。だが、宮台真司の評価で対立(笑)。宮台シンパっていうのは僕のまわりにもたくさんいるけど、みんなどうもアイロニカルな気がするんですよ。大岡の話だと「「『新官僚主義』」って言葉があたっているようだ」とのこと。ふむ。
「とにかく、黙ってヤっちゃえば?」

その後、新宿で「陰謀のセオリー」を見る。傑作。ちょっとサイコ(精神異常)が入ったメル・ギブソンが恋をする。愛の言葉さえ、巷の流行曲そのままになってしまうメル・ギブソンのこわれっぷりに恋愛の「純粋形態」を見る。僕たちは多かれ少なかれ、サイコなんだから。
パンフの言葉をそのまま借りれば、これは素敵な「ネオ・ヒッチコック」。役者最高。脚本最高。仕掛けもたっぷり。そして、これが僕の今年度ベスト1?