エストニアとリモートワークについて私が知っている二、三の事柄

エストニアと開発をしていたら、突如オフィスを失い、リモートワークになったCTOの日々のメモです。

京都大学西部講堂ジョナス・メカスの『リトアニアへの旅の追憶』『ウォールデン』『フジヤマを見た、旅の途中で』をたて続けに見た。
ちょっと気軽な感想は書けそうもない。『リトアニアへの旅の追憶』は始まって数分で、あまりの映像の瑞々しさとその儚さ(?)に涙が出たが、こういったからと言って、メカスの凄さが伝達することができているとは思えない。
しかし、明滅・点滅し、絶え間なく移動するカットの群を見ているうちに、「もし、天使が世界を見たらこんな風に見えるのかもしれない」とも思った。
翌日、ジョナス・メカスの「メカスの映像日記」(フィルムアート社)を手にいれる。こちらも名著。僕が好きなレネの「去年マリエンバードで」を「商業主義」と言い切るのは読んでいて、すがすがしい。
ジョナス・メカスについては中沢新一の「幸福の無数の断片」(河出文庫)に簡単なインタビューと紹介記事がある。