エストニアとリモートワークについて私が知っている二、三の事柄

エストニアと開発をしていたら、突如オフィスを失い、リモートワークになったCTOの日々のメモです。

『書きあぐねている人のための小説入門』

保坂和志さんの『書きあぐねている人のための小説入門』を読み進める。2週間ぐらいかけて、ちびちび読んでいるのだけれど、面白い。保坂さんの「評論」では、『世界を肯定する哲学』が好きなのだけれど、「いやぁ、うー、そう、哲学ってそういうものだよな」と「小説論」なのに膝を叩いてしまったりする。

小説を書くことなんて一生ないだろう人にも十分楽しい、これは小説=生 のお話。

保坂さんが引き合いに出している内田百ケンも、田中小実昌も読んだことがあったのだが、ベケットの小説は読んだことなかったので、アマゾンで『モロイ』『マロウンは死ぬ』『名づけえぬもの』を買う。年末年始はこれを寝ころびながら読むことにしよう。